初めまして、宮古島在住のセロリです ( ̄▽ ̄)ノ 年が明けて、寒さも一層厳しくなって来ましたね。
暖かい沖縄もさすがに重ね着をしないと結構寒いですよ~(先月までは日中ガンガンクーラー使ってましたからね…)
今回は僕が副業でやってたサトウキビの内容を書きますね。結論から言うと稼動月平均で
約30,000円 の利益になりました! 以下が流れになります。
宮古島でサトウキビの兼業農家は多い
宮古島では年明けと同時に製糖工場が稼働し始めるので、サトウキビを作る農家さんや収穫を請負うハーベスターの方達が大忙しで稼働してます。
宮古には兼業農家の人も多いため、その家族も含めるとサトウキビに関わって生活してる人は多いですね。
・建設現場の職人さん「来週はキビ倒しがあるから3~4日休むね!」 社長「はいよ~」
・親「週末はキビの手伝いがあるから、遊びに行くんじゃねーぞ!」 子供「えっ…」
といった流れもよくあります(笑
子供の頃はキビ植え、キビ倒しが嫌で逃げ回っていたのも懐かしい思い出ですね。
僕の場合は、祖父が亡くなってしばらくしてから親に
親「オジーの畑にキビ植えていいよ。お金はもらっていいから、農業についていろいろ経験しな」
ってな感じで、物は試しにサトウキビの副業を始めました。
栽培のためのノウハウは自分の何となくの記憶と、親からのアドバイスでどうにかなるだろ~ って感じでのスタートです。
ザックリとした作業はこんな感じ
平日は月~土は仕事で日曜日に畑に行く。 このくらいの頻度でも世話できるので兼業は可能です。
内容としては
・8月頃に苗(同時に農薬と肥料も入れます)を植える。(コレが一番大変かも)
・10月に肥料を入れながら畑を耕す。(平バイド)
・3月に肥料を入れながら畑を耕す。(高バイド)
・台風が来たらキビがグニャグニャになってトラクターでは入れなくなる為定期的に耕しながら雑草を処理する。
まあ大体こんな感じ。
雑草の手入れを怠ると、ハーベスターで収穫した時に減額されるので注意が必要です。ってかハーベスターの人にめっちゃ嫌がられます(笑
ちなみに僕の畑は雑草ボーボーでした(^_^;)
だって、耕しても耕しても2ヶ月で復活するし、、、
畑の規模は9反(約2700坪)程だったかな? 広いようで、畑としては普通サイズの大きさですね。
時間を掛けて本気で世話をすれば結構な収入になるのですが、副業だとどうしても手入れが行き届かなかったり、
休日出勤や大事な用事(飲み会、BBQ、マンガ、二度寝、ゲーム等々)が入るとどうしても作物としての質に影響してしまいます。
収益はこんな感じ
そんな ”目指したい兼業農家像” とはかけ離れた僕のサトウキビ副業での収入は
・平成23年8月〜平成25年3月 900,000円
・平成25年8月〜平成27年3月 950,000円
・平成27年8月〜平成29年3月 1,200,000円
※全てハーベスターで収穫した場合です。
60ヶ月稼動で305万円でした。
これから農薬代、肥料代、キビ植えの時のアルバイトの給料、トラクターの維持費や燃料代を差し引いたのが実際の利益です。
多分1期あたり40万~50万くらいかな?(細かい金額はちょっとわからないです、ゴメンナサイ)
なので実際の利益は
305-135(45×3)=170
で170万円ぐらいですね。
利益を月で割ると約3万円でした。
もちろんちゃんと手入れをすると糖度が上がり、収穫量も増えて金額も大きくなります。
僕はその手間をしなかったのでこのくらいでしたね (;”∀”)
期間を見るとわかりますが、3月から8月までは畑が空いている状態なので、ナンコウとか植えてる人もいますね。
サトウキビをやってみて
宮古島では本土と比べて平均収入がかなり低いのもあり、頻繁に手入れをしなくてもいいサトウキビの副業はとてもありがたい存在なんですね。
宮古島では土日休みの会社は少なく、貴重な日曜日を畑で消費するのは結構しんどかったです。 まあ、収穫が終わってお金が振り込まれたら全て忘れて大喜びしてたけどね(笑
約6年程続けて今は育児と仕事の関係で畑は親に返しましたが、落ち着いたらまた始めようと思ってます。 今度は本気で!
もし宮古島に住んでる方、もしくは移住の予定がある方は参考にしてみて下さいね!
でわでわ♪ ( ̄▽ ̄)ノ